海外Amazonの広告出稿の仕方

本記事では、海外Amazonに広告を出稿をするメリットや注意点、出港の流れや海外での広告出稿を成功させる3つのコツを紹介します。海外のAmazonのマーケットで広告を出稿して、自社商品を順調に販売していきたいと考えている方は参考にしてみてください。

「海外のAmazonで海外出稿するべき理由について知りたい」、「海外のAmazonで広告を出稿する方法が知りたい」と考えている方もいるのではないでしょうか?

日本のAmazonだけでなく、海外のAmazonを対象とした広告を出稿することで、自社商品を世界に向けて販売できるようになります。

この記事では、海外Amazonに広告を出稿するべき理由やメリット・デメリット、広告の種類ごとの特徴や広告を出稿する方法、出稿に成功するためのコツについて紹介します。

海外のAmazonに広告を出稿して、自社商品の販路を世界にも拡大したいと考えている方は、参考にしてみてくださいね。

海外Amazonに広告を出稿することが注目を集めている理由

海外のAmazonに広告を出稿することが注目を集めている大きな理由には、Amazonのマーケットの大きさと将来性、ユーザーの購買意欲の高さにあります。

この章では、海外Amazonに広告を出稿すべき理由について見ていきましょう。

参考URL:https://itsumo365.co.jp/blog/post-11927/

利用者人口が増加し、ニーズも年々高まっている

世界的な商品売買プラットフォームである「Amazon」は、日本だけでなく、世界中のオンラインマーケットとして活用されています。

有料のサブスクリプションサービスであるAmazonプライムの登録者数は1億5,000万人を超えていることからも、世界中に多くのユーザーを抱えていることがわかるでしょう。

出典:similarweb Blog『A deeper dive into the top 5 US ecommerce companies』

また、2022年にアメリカで実施された調査によれば、ECサービストップ5社のサイト訪問者ランキングを見ると、Amazonが圧倒的なシェアを誇っていることがわかります。

このように、Amazonは世界中で広く活用されているECサービスで、海外のAmazonに広告を出稿するということは、売上アップの可能性を広げることにつながるのです。

参考URL:https://advertising.amazon.com/ja-jp/library/guides/how-to-advertise-worldwide

参考URL:https://itsumo365.co.jp/blog/post-11927/

Amazonのユーザーは購入意欲が高い

Amazonのユーザーは、購買意欲が高いと言われています。Amazonを検索するユーザーはあらかじめ「何かを買いたい」と思って商品をリサーチします。

一般的なECサイトでは、お店や商品に興味を持ってもらってから、ECサイトに集客し、そこで顧客に売り込みたい商品をアピールしなければなりません。

しかし、Amazonは「オンラインショッピングをする場所」という共通認識があるので、

集客の段階を飛ばして、Amazonで商品を購入させることができます。

はじめから購入意欲が高い相手に商品を売り込むので、自社ECサイトで一から集客をするよりも、効率的に集客・販売効果を得られるのです。

参考URL:https://itsumo365.co.jp/blog/post-11927/

参考URL:https://www.infocubic.co.jp/blog/archives/1811/

海外Amazonに広告を出稿する3つのメリット

海外のAmazonに広告を出稿するメリットは、以下の3点にまとめられます。

  • 買う気のある顧客にアピールできる
  • Amazonのアルゴリズムがユーザーにアピール
  • 口コミや評価のいい商品が可視化される

それぞれのメリットについて知って、広告を出稿するかどうかの判断に活かしましょう。

参考URL:https://itsumo365.co.jp/blog/post-11927/

参考URL:https://www.infocubic.co.jp/blog/archives/1811/

買う気のある顧客にアピールできる

Amazonはユーザー数が多く、広告を出さずとも「オンラインマーケット」というイメージが出来上がっているプラットフォームです。そのため、購買意欲がもともと高いユーザーに対して、広告宣伝を実施できます。

Amazon内で広告を出すことで、不特定手数の多くの人に自社商品を表示でき、効率的な売上をあげられることが期待できるでしょう。海外のAmazonに出稿することで、より広大なマーケットの潜在顧客に対してアピールできる点がメリットです。

Amazonのアルゴリズムがユーザーにアピール

Amazonに採用されているアルゴリズムは、興味関心のあるユーザーに対して、Amazonが定期的に類似商品を表示します。また、広告を出稿した会社の商品を優先的に上位表示してくれるので、効率的に売上をあげられます。

口コミや評価のいい商品が可視化される

Amazonの特徴として、購入者が商品のレビューを残せる点で、満足度の高い商品を販売できれば、継続的な売上をあげられるのが特徴です。

良いレビューが数多くあれば、顧客は安心して商品を購入できます。また、購入数が多い商品は自動的に上位表示されるので、売上アップのサイクルが続くのです。

海外のAmazonで広告を出稿して、販売数とレビュー数を伸ばせれば、広大なマーケットで継続的な売上をあげられるのが大きなメリットだといえます。

海外Amazonで広告を出稿する際の注意点

海外のAmazonで広告を出稿する際の注意点は、Amazonで出稿が禁止されている内容の広告は掲載が許可されないという点です。

  • アダルト関連の商品
  • 銃刀類や爆発物などの危険物
  • 医療品や医療機器・医療サービス
  • タバコや電子タバコ
  • 中古品・再生品
  • 取扱いを終了したカテゴリーの商品など

上記に挙げたのは一例ですが、Amazonでは出稿が禁止されている広告があります。Amazonの公式サイトで禁止されている内容を確認して、出稿した広告が掲載不可になってしまわないようにしていきましょう。

参考:スポンサー広告のガイドラインおよび承認ポリシー

参考URL:https://itsumo365.co.jp/blog/post-11927/

参考URL:https://advertising.amazon.com/library/guides/international-marketing?ref_=a20m_us_lbr_gd_glbl_gd_intlmktg

Amazon広告の種類と特徴

Amazonの広告には以下の4種類があります。

  • スポンサープロダクト広告
  • スポンサーブランド広告
  • スポンサーディスプレイ広告
  • AmazonDSP広告

この章では、それぞれの広告の特徴について見ていきましょう。

参考URL:https://sell.amazon.co.jp/grow/advertising

参考URL:https://itsumo365.co.jp/blog/post-11927/

1.スポンサープロダクト広告

スポンサープロダクト広告とは、クリック課金制の広告で、クリックされた数だけ、広告料を支払う形の広告です。広告の利用を開始すると、すぐさま検索結果ページや商品詳細ページに広告が掲載されるので、クリック率が高い広告形式だといえます。

クリックされた分だけ広告料がかかるので、クリック率と購入率を追いながら、継続的に利益が出ているかどうかをチェックしていく必要があるでしょう。

参考URL:https://advertising.amazon.com/ja-jp/solutions/products/sponsored-products?ref_=sdjp_grow_ads_xadsna_sp_I&initialSessionID=356-8916726-8740851&ld=NSGoogle&ldStackingCodes=NSGoogle

2.スポンサーブランド広告

スポンサーブランド広告は、ユーザーが購入した商品に「関連性の高い商品」として商品と会社のブランド名を表示できるタイプの広告です。類似商品に興味関心のあるユーザーに広告を表示するので、クリック率が高い傾向にあります。

ただし、スポンサープロダクト広告と同じく、クリック課金制の広告なので、広告費が利益を上回らないように調整する必要があるでしょう。

参考URL:https://advertising.amazon.com/ja-jp/solutions/products/sponsored-brands?ref_=sdjp_grow_ads_xadsna_sb_i&initialSessionID=356-8916726-8740851&ld=NSGoogle&ldStackingCodes=NSGoogle

3.スポンサーディスプレイ広告

スポンサーディスプレイ広告は、商品詳細ページに広告を表示できるタイプの広告です。クリック課金制の広告で、商品詳細ページを参考にするような、商品に強い興味を持ってる人に向けて広告を出したい方に、おすすめの広告のタイプだといえます。

参考URL:https://advertising.amazon.com/ja-jp/solutions/products/sponsored-display?ref_=sdjp_grow_ads_xadsna_sd_i&initialSessionID=356-8916726-8740851&ld=NSGoogle&ldStackingCodes=NSGoogle

3.AmazonDSP広告

AmazonDSP広告は、Amazon以外のプラットフォームで表示できる広告です。Amazonユーザー以外にアピールしたい場合におすすめの広告だといえます。

参考URL:https://itsumo365.co.jp/blog/post-11927/

海外Amazonに広告を出稿する流れ

海外Amazonに広告を出稿する流れをまとめると以下の通りです。

  • Amazonでアカウントを作成する
  • Amazonへの出品申請・出品登録
  • Amazonのセラーセントラルにログイン
  • 自社商品を宣伝したい広告手段を選択する
  • 海外のマーケットで広告を出稿できる国を選ぶ
  • セラーセントラルで広告の種類を選んで出稿する

Amazonアカウントを作成していない場合は、まずアカウントを作成します。その後、セラーアカウントを開設し、セラーセントラルにログインできる状態にしましょう。

広告で宣伝する商品をAmazonマーケットプレイスに出品し、広告を出稿する国を選択。セラーセントラルから広告の種類・内容を選択すれば広告を出稿できます。

参考:https://sell.amazon.co.jp/grow/advertising

参考URL:https://itsumo365.co.jp/blog/post-11927/

参考URL:https://advertising.amazon.com/ja-jp/library/guides/how-to-advertise-worldwide

参考URL:https://sell.amazon.co.jp/grow/advertising参考URL:https://advertising.amazon.com/ja-jp/library/guides/how-to-advertise-worldwide

海外Amazonに広告を出稿して成功するためのコツ

海外のAmazonに広告を出稿して成功するためには、商品ページを出稿しては改善を繰り返して、クリックや購入につながる魅力的な広告を作成することに尽きます。

たとえば、商品名をできるだけ短く、短文で表現する方が印象に残りやすいです。また、商品説明は端的に、かつ商品の魅力が伝わる文章を書くことが求められます。

商品画像も重要な要素です。さまざまな角度の写真と実際に商品を使用しているイメージ写真があると、ユーザーが手にとりやすい商品になるでしょう。

参考URL:https://itsumo365.co.jp/blog/post-11927/

海外のAmazonに広告を出稿して、自社商品の販路を拡大させよう!

この記事では、海外のAmazonで広告を出稿するべき理由やメリット、注意点を紹介。加えて、広告の種類や出稿するまでの流れ、成功させるためのコツについて解説しました。

海外のAmazonまで販路を拡大できると、世界中のマーケットにいるユーザーに対してアプローチでき、自社商品の売上を大幅に増やせる可能性があります。

ただし、海外のAmazonに出稿する際は、広告に出稿できないカテゴリーの商品があることを覚えておかないと、広告を作成してもAmazonに掲載されません。

また、Amazonの広告にはいくつかの種類があり、広告の掲載にかかる費用は広告の種類やクリック率によって変わっていきます。

海外のAmazonで広告を出稿するべき理由や注意点をおさえて、日本以外のマーケットでも自社商品を販売できる土台を作っていきましょう。

この記事を書いた人

野口慎平

GDX 事業責任者 兼 UDX株式会社ゼネラルマネージャー。
新卒で大手外資系総合コンサルティングファームにビジネス&テクノロジーコンサルタント職として就職。2016年よりプルーヴ株式会社に法人営業職として入社。慶應義塾大学理工学部・同大学院 理工学研究科電子工学修了。
海外SEOとマーケティングオートメーションを軸としたデジタルマーケティングを得意とする。
Salesforce Pardot甲子園2021優勝

取得資格:
応用情報技術者、IPAプロジェクトマネージャ、上級ウェブ解析士、IoTコーディネーター取得
Salesforce認定アドミニストレーター