YOUTUBE動画の掲載を積極的に行ってSEOを強化

サイトへのアクセス流入を促すためのSEO対策には、実に多くのアプローチが存在します。サイトの信頼性が高まれば高まるほど、SEOの評価は向上するものですが、その手段の一つとして注目されるのがYoutube動画のコンテンツへの掲載です。

今回は、Youtubeから参考動画を掲載することは、SEOの観点からどのような効果があるのか、そしてYoutube動画をどのように活用すればよいのかについて、ご紹介します。

Youtube動画の掲載はSEO対策につながるのか

そもそも、Youtubeの動画を参考動画として自社コンテンツに掲載することは、果たしてどれくらいのSEO効果が見込めるのでしょうか。結論から言うと、Youtubeから動画を引っ張ってくることそのものは、SEOの評価には直接つながりません。

実は動画の掲載の有無は直接順位変動につながることはない

Youtube動画の掲載によって検索順位が改善するという風説は、これまでまことしやかに語られてきました。

しかし、Googleのアナリストであるゲイリー・イリーズ氏がTwitter上で残した回答によると、動画をコンテンツに掲載したとしても、掲載行為そのものが検索上位表示に貢献することはないとしています。

参考:https://twitter.com/methode/status/860454461227106304?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E860454461227106304%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fthingmedia.jp%2F5104

SEO評価の高いサイトやコンテンツは、いずれもユーザーニーズを解消できるものばかりが揃っており、Googleも上位表示の条件として、ユーザーの問題解決につながる情報を発信することを挙げています。

このようなコンセプトのサービスであることからも、動画を闇雲に、あるいは大量に掲載することは、SEO対策の観点からは不自然であると言えるでしょう。

動画掲載によって間接的にSEO対策に貢献する

ただ、Youtube動画の掲載はSEO対策に何一つ役立たないかというと、そういうわけではありません。動画コンテンツは使い方によって、テキストや画像よりもはるかに豊富な情報を感覚的に伝えることができるため、媒体としては非常に優秀です。

また、Youtubeという世界最大の動画共有サイトの発信力やユーザー数を踏まえると、SEO対策の一環として、これを利用しない手はないと言えるでしょう。

Youtube動画の掲載がもたらす4つのメリット

それでは、Youtube動画の掲載がどのような効果をもたらすのかについて、ここでまとめて確認しておきましょう。主なメリットとしては、以下の4つが挙げられます。

ユーザーの滞在時間が増加し、サイトの有益性が増す

Youtubeから参考動画を引っ張って掲載することで、サイト内のユーザーの滞在時間は必然的に増加します。

テキストと画像だけのコンテンツの場合、流し読みして離脱してしまうことも珍しくありません。しかしYoutube動画はYoutubeの公式サイトへいかずとも、自社サイト内で視聴が可能なため、視聴時間の分だけ滞在時間を増やすことができます。

SEO対策においては、訪問したユーザーがどれだけの時間をサイト内で過ごしているか、ということが指標として重視されています。参考動画の掲載によって、サイト価値の改善が期待できます。

サイト外のリンクが構築され、サイト価値の改善に貢献する

2つ目のメリットは、サイト外のリンクが構築されることで、サイト価値の改善に貢献できる点です。

SEO対策においては、外部のサイトとどれだけ繋がりを保てているか、ということが重要視されています。Youtubeから参考動画を積極的に引用するなどして、信頼性の高い外部サイトとのつながりを維持することによって、関連性や信頼性を構築可能です。

自社コンテンツはオリジナルで権威性のある情報を発信できることが大切ですが、引用そのものはコンテンツのクオリティや信頼性を高める行為として、公に認められています。外部リンクの掲載を恐れることなく、積極的に活用していきましょう。

コンテンツ制作のコスト削減につながる

すでにYoutubeなどで多くアップロードされているトピックについて取り上げる場合には、自社で動画を制作する必要がないので、制作コストの削減につながります。

既存のコンテンツを土台としつつ、補足事項や新情報などを自社コンテンツの中で盛り込んでいくことで、ユーザーニーズを満たし、自社の発信ニーズも満たすことができます。必ずしも全てがオリジナルである必要はないので、手を抜けるところは抜きながら、充実した情報発信を進めることが肝要です。

直接Webサイトのサーバにかかる負担を軽減できる

動画コンテンツは直接自社サーバーから発信することも可能ですが、この際の懸念点となるのがサーバー負荷の増大です。

テキストや画像はデータの大きさとしては大したものではありませんが、動画となると話は違ってきます。コンテンツの表示に時間がかかったり、サイト全体のパフォーマンス低下につながる可能性もあるため、自社サーバーから直接動画をアップロードすることはお勧めしません。

Youtubeであれば他社サーバーを利用できるだけでなく、リンクを貼るだけで最も簡単に動画の掲載が可能です。オリジナルの動画を発信したい場合には、自社でYoutubeアカウントを作り、そちらでアップロードしてから転載する形でテキストコンテンツに掲載することをおすすめします。

Youtube動画の掲載は法的に問題はないのか?

Youtube動画の活用方法については、無断転載や剽窃などの懸念が持たれるケースも少なくありません。ただ、Youtubeは、公共の動画共有サイトであるため、正規の方法で視聴できるコンテンツは、全て転載が許可されていると考えて間違い無いでしょう。

動画の掲載そのものは合法に普及している手法

Youtube側がリンクをサイトに掲載すると、即座に動画が表示されるように設計していることからも想像に難くないように、Youtube動画の自社サイトへの掲載は、公式から推奨されている行為です。

Youtube上にアップされている動画は公共に広く拡散されることを前提として公開されているので、ただ自社サイトに動画を掲載するだけで著作権や肖像権を心配する必要はありません。法的に問題があった場合、動画アップロード者の責任で動画が削除されたり、公開が制限されるので、問題なく視聴ができる動画については転載を行っても犯罪になることはありません。

「自社コンテンツ」として紹介するのは危険

自社サイトへのYoutube動画の掲載について、トラブルの元となるのがその動画をどのように紹介するか、という点です。

Youtube動画の掲載そのものは合法ですが、その動画が第三者の手によって発信されているのにも関わらず、「この動画はウチが作りました」などと間違った情報を流布することは法的な問題に発展する可能性があります。

あるいは根拠もなく動画や動画内に登場する人物を誹謗中傷したり、事実を歪曲して紹介したりすることも、極めて危険な行為です。あくまでも参考動画として、ニュートラルな立場で紹介することが大切です。

明らかに著作権に抵触しているコンテンツや公序良俗に反するものは避けるべき

Youtubeで一般に公開されているコンテンツは基本的に合法的なものばかりですが、違法にアップロードされているTV番組や映画などが誤って放置されているケースもあるため、必ずしも全てがセーフというわけではありません。

また、テロ活動やその他の違法行為を助長する過激なコンテンツも、自社サイトへ掲載してしまうと、公序良俗に反する情報拡散に関与しているとして評価に影響、あるいは法的な問題へ発展する可能性があります。

掲載を検討している動画が、上記のようなリスクを抱えていないかどうかを確認しておきましょう。

YOUTUBER側としても再生回数を稼げるメリットがある

YOUTUBER側としてもウェブサイトに自身のYOUTUBE動画が掲載されることで再生回数を稼げるメリットがあります。
また、被リンクを多く獲得できるのでYOUTUBEプラットフォーム内での掲載順位もあげることができます。

YoutubeをSEO対策に活用するためのポイント

YoutubeをSEO対策の一環として運用するためには、以下のような運用方針を固めることが大切です。順にポイントを見ていきましょう。

コンテンツと関連性の高い動画を選定する

まず、参考動画として掲載するYoutube動画はコンテンツの本筋と関連性が高い動画であることが大切です。

コンテンツと関連性があればあるほど、訪問したユーザーはその動画を視聴してくれる可能性が高まり、長期間の滞在につながります。関係のない動画を掲載しても、確かな視聴数を獲得できないため、動画掲載の意味がなくなってしまいます。

発信力と信憑性のある動画を選定する

動画を掲載する際には、アップロード者に権威があったり、チャンネル登録者数が多いチャンネルからの引用であることがベターです。権威性や登録者数の数は、そのまま動画コンテンツの信憑性に繋がり、ひいては自社サイトの信頼性に関わってくるためです。

ソースや根拠の弱い、得体の知れない発信源から公開されている動画よりも、信頼できるチャンネルが発信する動画を選ぶ技術が求められます。

まとめ

Youtube動画は今や情報源の一つとして多くの人に活用されており、ブログやニュースサイトのコンテンツと同等、あるいはそれ以上に評価されています。

Youtube動画の転載が直接SEO対策につながるわけではありませんが、活用次第で有力なサポートとなります。積極的に活用すると良いでしょう。

この記事を書いた人

野口慎平

GDX 事業責任者 兼 プルーヴ株式会社事業開発部シニアマネージャー。
新卒で大手外資系総合コンサルティングファームにビジネス&テクノロジーコンサルタント職として就職。2016年よりプルーヴ株式会社に法人営業職として入社。慶應義塾大学理工学部・同大学院 理工学研究科電子工学修了。
海外SEOとマーケティングオートメーションを軸としたデジタルマーケティングを得意とする。
Salesforce Pardot甲子園2021優秀賞受賞

取得資格:
応用情報技術者、IPAプロジェクトマネージャ、上級ウェブ解析士、IoTコーディネーター取得
Salesforce認定アドミニストレーター