海外展示会 × MA/CRMで成果を最大化!商談化率を高める具体策とは 

はじめに 

海外展示会は、企業が新たな市場やパートナーを獲得するための重要なタッチポイントです。しかし一歩間違えると、膨大なコストと労力を投じても「名刺は集まったけれど、その先に商談がつながらない」という悔しい結果に終わってしまうこともあります。 

特に、海外特有の言語・商習慣・文化の壁を越えるには、事前準備からフォローアップまで、一貫した戦略とシステムの活用が不可欠です。 

本記事では、MA(マーケティングオートメーション)/CRMを駆使し、展示会前・中・後の各フェーズで具体的に何をすべきかを、時系列に沿って詳しく解説します。実際のフローをイメージしながら読み進めることで、次回の海外展示会で「手応えある成果」を確実に手に入れましょう。 

よくある課題とその背景 

多くの企業が直面する共通の悩みは、「集めた名刺情報を活かし切れない」点にあります。展示会後、名刺をMA/CRMにただ取り込むだけでは誰がどの製品に興味を持ったかが不透明なまま社内に埋もれてしまい、結果としてフォローのタイミングを逃し熱量が冷める、あるいは担当者の“勘”に頼った属人的な対応で再現性が生まれないといった事態を招きます。また、そもそも「海外展示会で何を得たいのか」が曖昧なまま目標設定すらできておらず、展示会後の振り返りにも繋がらないケースが後を絶ちません。これらの問題を解消するには、課題をフェーズごとに分解し、最適な仕組みを組み込むことが重要です。 

展示会前の戦略設計 

海外展示会を成功させる鍵は、事前のKPI設定と徹底した市場リサーチにあります。まず、名刺交換数やアンケート回答率、最終的なアポイント獲得数といった明確な定量目標を1〜2つに絞り込みます。同時に、「エンドユーザーなのか」「販売パートナーなのか」といった質的ターゲットをペルソナ化し、社内で共通理解を図りましょう。 

次に、事前の市場・商習慣リサーチでは、現地企業の意思決定プロセスや重視するポイントを把握します。たとえば欧米企業では複数部門が関与するケースが多いため、提案の切り口やトークポイントを国別に最適化し、必要に応じて多言語のプレゼン資料やパンフレットを準備します。 

さらに、MAを活用したナーチャリングシナリオを設計。展示会直後から3ヶ月後までのステップメールを、来場者の興味度や属性に応じて分岐させることで、複数チャネル(メール、SMS、ウェビナー案内など)による継続的な接点を確保します。シナリオの構築と並行して、MA/CRMの設定やスコアリングルール、多言語Webフォーム、メールテンプレートといったツールを事前に整備し、展示会当日に混乱が起きないようチーム内でハンズオン研修を実施しておきましょう。 

展示会中のリアルタイム活用 

展示会当日は、スピード感が命です。来場者がブースに立ち寄った瞬間から、タブレットやスマホ経由で名刺情報をMAと連携し、アンケート回答やセッション参加情報と紐付けて初期スコアを自動算出。これにより、熱量の高いリードを即座に見極め、優先度を可視化できます。 

同時に、MAと連携した即時自動メールを配信。英語や現地語でのお礼メール、資料ダウンロードリンクをその場で送ることで、来場者の満足度を維持し、社内のフォロー漏れを防ぎます。興味度合いに応じたタグ付けやメモ機能も活用し、製品への関心点や導入時期などを詳細に記録。スコア80以上のホットリードには現地営業チームと連携し、ブース内で即商談を設定する動きも効果的です。 

展示会後のフォローアップとPDCA 

展示会後は、多段階のステップメールでナーチャリングを継続します。開催直後の1週間以内にはお礼+資料補足を送信し、2週間~1ヶ月後には活用事例やケーススタディ、1ヶ月~3ヶ月後にはウェビナー案内や無料トライアル案内を配信。アンケート回答者にはホワイトペーパーを特典として提供し、製品デモ動画をメール内に埋め込むなど、多彩なコンテンツで興味を深めましょう。 

一方で、スコアリングルール(例:メール開封×3、リンククリック×5)を設定し、基準を超えたリードをCRMへ自動アサイン。営業チームに即通知することで、熱度の高いリードを逃さず商談化に結びつけます。最終的に、名刺数、有効リード率、商談化率、受注率といった指標をまとめて成果可視化レポートを作成し、成功要因とボトルネックを定量・定性両面から分析。ここで得られた知見を次回に活かすことで、継続的な成果向上が実現します。 

まとめ:PDCAサイクルで組織的に再現性を高める 

海外展示会の成功は、前・中・後の各フェーズで施策を精緻化し、MA/CRMと連携した仕組みを“回し続ける”ことにかかっています。 

  1. 展示会前:KPIとターゲットを絞り込み、ツールとコンテンツを事前整備 
  1. 展示会中:リアルタイムスコアリングと自動配信で熱量を逃さずキャッチ 
  1. 展示会後:段階的ナーチャリングと自動アサインでホットリードを迅速フォロー 

このPDCAサイクルを社内プロセスとして定着させることで、属人的だった成果を組織的かつ再現可能な勝ちパターンに昇華できます。次回の海外展示会では、ぜひここで紹介した具体策を取り入れ、「商談化率アップ」という確かな成果を手にしてください。 

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この記事を書いた人

GDXマーケティングチーム

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