海外のお菓子・スイーツの最新トレンドを紹介!

「自社が販売するお菓子を世界のマーケットに向けて販売したい」と考えている方は多いのではないでしょうか?世界のマーケットに向けて日本のお菓子を販売するためには、商品の販売を予定している地域のトレンドについて確認しておくことが大切です。

日本でよく売れる味や見た目、パッケージが、必ずしも海外の市場で受け入れられるかどうかはわかりません。海外向けのお菓子を考案していく必要があるでしょう。

この記事では、世界の地域別のお菓子のトレンドについて紹介します。自社のお菓子や商品を海外向けに販売しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

世界各国のお菓子のトレンドとは?地域別に紹介

世界各国にはそれぞれのお菓子のトレンドがあり、好まれる味や見た目は異なります。この章では、アメリカ・韓国・ヨーロッパ地域で流行っているお菓子を見ていきましょう。

世界で流行っているお菓子のトレンドを知ることで、商品開発にも活かせるはずです。

参考URL:https://hatchstudioinc.com/archives/49930

参考URL:https://sweets.tastemade.jp/articles/2301-new-trend2023

参考URL:https://www.ufu-sweets.jp/backorder/20230129hitosweets/

アメリカ発!映えとボリュームを兼ね備えたお菓子

アメリカ発のお菓子は、SNS映えする派手な見た目や量を重視したものが多数。世界のセレブたちが発信するような、世界の最新トレンドを反映したものも多いです

1.スイートロールドタコス

スイートロールドタコスは、冷たい鉄板の上でアイスクリームを作り、薄いワッフル生地を巻いて作った冷たくて甘いスイーツ。ワッフル生地とアイスクリームには、これでもかというほどのチョコやゼリービーンズが乗せられ、全体的に鮮やかな色合いが特徴です。

アニメや映画とコラボしたキャラクターもののスイートロールドタコスも販売されており、好きなキャラクターとコラボした味で出会えるかもしれないドキドキ感があります。

SNSに写真をアップしたら、高評価をもらえること間違いなし。アイスクリームを作る過程の動画を撮るだけでも楽しい気分になれる、写真映えを意識したお菓子です。

参考URL:https://hatchstudioinc.com/archives/49930

参考URL:https://isuta.jp/127107

2.アイスクリームドーナツ

アイスクリームドーナツは、出来立てアツアツのドーナツの中に、好きなフレーバーのアイスクリームを挟んで食べるスイーツです。熱々の揚げドーナツと甘いアイスクリームとの相性はばつぐん!自分の好きな味で楽しめるのも人気のポイントだといえます。

アイスクリームのフレーバーにはバニラ味やミント味、クッキー&クリーム、紅芋、チョコレートモルトクランチなど、その他季節限定のフレーバーが目白押しです。

参考URL:https://hatchstudioinc.com/archives/49930

参考URL:https://www.elle.com/jp/gourmet/a73858/gpi-icecreamdonuts-17-0905/

3.ワッフルポップ

ワッフルポップは、ワッフルに棒を刺して、チョコレートやフルーツ、生クリームなどの甘いトッピングを乗せたお菓子です。見た目の可愛さとトッピングの組み合わせの自由さから、アメリカの西海岸を中心に人気沸騰中のお菓子ですよ。

棒の持ち手があるので、手を汚さずに食べられる点も人気の秘密。手軽に作れて味付けは自由自在、SNS映えするお菓子の代表格といえます。

参考URL:https://hatchstudioinc.com/archives/49930

参考URL:https://www.pinterest.jp/pin/344736546473641219/

4.ユニコーンホットチョコクリーム

ユニコーンホットチョコクリームは、ユニコーン色(虹色)のホットチョコ。トッピングとして、マシュマロやマシュマロ、チョコビーンズなどが乗せられています。日本人には考えられないような、とにかく甘く、カラフルな仕上がりのお菓子です。

飲みやすいか飲みにくいかで言えば飲みにくい飲み物ですが、何よりも見た目の可愛さと甘さを追求したスイーツとなっており、アメリカ人の映え追求の考えが伺えますね。

参考URL:https://hatchstudioinc.com/archives/49930

参考URL:https://jp.123rf.com/photo_101062628_

青いユニコーンホットチョコレートホイップクリーム、砂糖、ふりかけ.html

5.ピターニャケーキ

ピターニャケーキは、メキシコの子供たちがお祝いの時に割って楽しむ、プレゼントがたくさん入ったくす玉のアイデアを踏襲したケーキです。ケーキを割ると、中からアイスクリームやチョコ、マーブルチョコなど、たくさんの種類のお菓子が出てきます。

アイスクリーム型など、ケーキ状以外のピターニャケーキもあり、子供たちはピターニャケーキを購入して、お祝い事や特別な日などに食べるのが流行りです。

参考URL:https://hatchstudioinc.com/archives/49930

参考URL:https://hugkum.sho.jp/290517

韓国発!日本にはないスイーツが盛りだくさん

K-POPや韓流ドラマ、流行りのスイーツなどで話題になることが多い韓国。近年のポップカルチャーブームも相まって、韓国スイーツもよく取り上げられています。

この章では、韓国でトレンドとなっているお菓子について見ていきましょう。

参考URL:https://travel.navitime.com/ja/area/jp/guide/NTJmat1118/

参考URL:https://www.kkday.com/ja/blog/35551/asia-korea-sweets

参考URL:https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/3000675/

参考URL:https://unsplash.com/ja/写真/RDAk2GFt2uQ

1.クロッフル

クロッフルは、ワッフル型のクロワッサンです。クロワッサンをワッフルメーカーで焼き上げて作ります。サクサクの生地をワッフルの形で楽しめますよ。平型のワッフルなので、アイスクリームやチョコレートソースなど、アレンジも自由自在です。クロッフルの生地を2段に重ねて、スイーツサンドウィッチにするようなアイデアメニューも。

オーソドックスなクロッフルの組み合わせには、下記のようなものがあります。

  • バニラアイス×チョコソース
  • ハム×チーズ
  • バター×メープル
  • チーズ×はちみつ

甘い組み合わせ以外にも、ハムチーズやチーズはちみつのような、塩味や乳製品を感じる組み合わせの味付けもあり、そのバリエーションは無限大です。

参考URL:https://www.kanro.co.jp/sweeten/detail/id=2578

参考URL:https://sweets.tastemade.jp/articles/2301-new-trend2023

2.クァベギ

クァベギは、日本でもお馴染みのねじり揚げドーナツの生地に着色したり、デコレーションしたりして、SNS映えするようにバージョンアップしたねじり揚げドーナツです。

コロナ禍以降のテイクアウトブームも相まって、片手で手軽に食べられるクァベギの人気が高まっています。単価も安く、生地やデコレーションにお店の個性が出るので、若者を中心に自分のお気に入りのねじり揚げドーナツが拡散されて発信されているようです。

参考URL:https://foodclip.cookpad.com/16031/

参考URL:https://www.kurashiru.com/articles/33b96c9b-d05a-4b38-8e84-cb9f7b8f55e9

3.ホットク

ホットクは、韓国屋台の定番お菓子です。もち米や小麦粉でできた生地の中に黒砂糖やシナモンを入れて焼いた、韓国人にとってのソウルフード。最近では、チャプチェやチーズの入ったお惣菜ホットクも登場し、幅広い年代の方に受け入れられています。

参考URL:https://food-mania.jp/hotteok/

参考URL:https://www.cotta.jp/special/article/?p=55478

4.マヌルパン

マヌルパンは、丸状のパン生地の中にクリームチーズを入れ、にんにくソースを染み込ませたパンで、ハイカロリーでにんにくの香りがたまらない惣菜パンです。ダイエットには向かないパンでありながら、あまりの美味しさに「悪魔のパン」とも呼ばれます。

ただし、ガッツリとにんにくソースを使用しているので、友達や異性のパートナーと会う前には食べられないとの意見も、その背徳感が人気の理由なのかもしれません。

参考URL:https://www.cotta.jp/special/article/?p=49587

参考URL:https://macaro-ni.jp/108099

5.ルベンクッキー

ルベンクッキーは、アメリカ生まれで韓国風にアレンジされたバターたっぷりのクッキーです。一般的なクッキーの2倍ほどの大きさで、クルミ入りやチョコチップ入り、オレオクッキー、アイスクリーム乗せなど、味や見た目のバリエーションは多種多様です。

生地もお店や地域によってさまざまで、ビターチョコをふんだんに使用してビターチョコ味にしたり、着色料で鮮やかな色にしたりなど、お店のこだわりを感じられます。

参考URL:https://food-and-healthcare.com/levain-cookies-5041

参考URL:https://www.kanro.co.jp/sweeten/detail/id=2994

欧州発!おしゃれで健康的なスイーツ

欧州発のおしゃれで健康的なスイーツも最近のトレンドです。欧州で有名なスイーツをいくつか確認して、そのような傾向があるのかを分析してみましょう。

1.デコスコ

デコスコは、デコレーションしたスコーンの略称です。元来、スコーンはイギリス発祥のシンプルな焼き菓子ですが、そのスコーンをケーキや和菓子のようにアレンジしたデコスコが海外だけでなく、日本国内でも徐々に人気を得ています。

参考URL:https://www.ufu-sweets.jp/patisserie/230330decoscone/

参考URL:https://www.ufu-sweets.jp/backorder/20230129hitosweets/

2.ルリジューズ

ルリジューズは、シュー生地の生地を重ねたお菓子です。バタークリームとチョコやフルーツクリームを配合したクリームなどでデコレーションされています。フランス語の「修道女」という単語のイメージに違わない、修道服のようなフォルムをしています。

参考URL:https://gateaux.or.jp/ufaqs/ルリジューズ/

参考URL:https://www.panaderia.co.jp/trad/religieuse/index.html

3.ヴィーガンスイーツ

乳製品や卵、はちみつなどの動物性食品を一切使用せず、豆乳やココナッツミルクのような植物性食品のみを使用して作られたスイーツの総称です。グルテンフリーや動物性食品を避けたいと考えている海外の方の間で、人気が高まっています。

海外のお菓子と言えばハイカロリーで映えばかりを狙っているものを想像してしまいがちですが、健康志向の方々をターゲットにしたお菓子も狙い目だといえるでしょう。

参考URL:https://my-best.com/16645

世界のマーケットを見据えて、日本のお菓子を販売していこう!

この記事では、世界の各地域で人気が高まりつつあるお菓子について紹介しました。地域によってSNS映えや甘い味、アレンジのしやすさ、健康志向など、お菓子に重視しているポイントについて部分的にでも確認できたのではないでしょうか?

本記事を参考にしながら、自社が海外マーケットに向けて販売したいお菓子の改良や新商品の開発、海外向けのキャッチコピーについて考えていきましょう。

この記事を書いた人

野口慎平

GDX 事業責任者 兼 UDX株式会社ゼネラルマネージャー。
新卒で大手外資系総合コンサルティングファームにビジネス&テクノロジーコンサルタント職として就職。2016年よりプルーヴ株式会社に法人営業職として入社。慶應義塾大学理工学部・同大学院 理工学研究科電子工学修了。
海外SEOとマーケティングオートメーションを軸としたデジタルマーケティングを得意とする。
Salesforce Pardot甲子園2021優勝

取得資格:
応用情報技術者、IPAプロジェクトマネージャ、上級ウェブ解析士、IoTコーディネーター取得
Salesforce認定アドミニストレーター