GlobalSpec(旧Engineering 360)とは。海外版イプロスを紹介

「GlobalSpecってどんなサービスだろう?」、「日本の工業製品・エンジニアサービスを紹介するサイトとの違いってなんだろう?」と考えている方もいるでしょう。

工業製品やエンジニアリングサービス、ITサービスなどの海外のカタログサイトであるGlobalSpecは、日本で言うところのイプロスに似たようなサービスです。

しかし、具体的なサービス内容や両者の違い、GlobalSpecに情報を掲載する際に必要な海外向けコーポレートサイトの作り方など、不明点も多いのではないでしょうか?

この記事では、GlobalSpecのサービス内容とイプロスとの違い、海外向けコーポレートサイトの作成方法を知って、自社製品を海外向けにアピールしていきましょう。

GlobalSpecとは

GlobalSpecとは、海外版のエンジニアリングや工業製品のカタログサイトです。

「Your single source for all things engineering(エンジニアリングに関する全てのサービスのためのあなたの唯一の情報源)」をスローガンとして掲げています。

GlobalSpecが提供しているエンジニアリングサービスの総数は下記の通りです。

  • エンジニアサービス・工業製品・・・1,200万点以上
  • エンジニア向けの取扱説明書・・・4,000点以上
  • エンジニアに関するニュース記事・・・3万点以上
  • 産業基準に関する基準・・・25万点以上

このように、エンジニアリングに関するガイドラインや基準、商品・サービスの取扱説明、最新ニュースを取得できるサイトで、多くの海外企業が同サイトを参考にします。

出典:GlobalSpec

参考URL:https://www.globalspec.com

イプロスとの違い

GlobalSpecとよく似たサービスに「イプロス」というサイトがあります。サービス名からもわかる通り、エンジニアリングサービスの日本版のカタログサイトです。両者の違いは海外版と日本版と市場が異なるので、商品をアピールできるユーザー層に違いがある点。

日本国内向けに自社商品をアピールするならイプロスで、ワールドワイドにアピールしたいと考えているならGlobalSpecを有効活用して、集客するのがおすすめです。

「ものづくりの未来を、つくる、支えるあらゆる企業が集う」という理念の下、電子部品から工業製品、IT・ネットワーク、オフィス、セミナー・スキルアップ、業務支援サービスなど、エンジニアリングから営業支援に至るまでの幅広いサービスを提供しています。

閲覧数や掲載数が日本最大のカタログサービスで、165万人以上の会員数や6万社以上の企業が登録しており、自社製品を国内企業にアピールするのにぴったりのサービスです。

2001年の事業立ち上げ以降、数多くの企業にマーケティング支援をしてきたイプロス。豊富なBtoBマーケティングの経験から、マーケティング支援体制も豊富です。

出典:

イプロス公式サイト

イプロスマーケティングサイト|私たちについて

カタログサイトに登録するべき理由

GlobalSpecやイプロスのようなカタログサイトに登録すべき理由は、ユーザー数と掲載商品数が多いカタログサイトには、最初から集客力がある点です。また、素材や工業製品を比較検討している段階のバイヤーは、カタログサイトをよく参照します。

効率的な集客ができるまで時間がかかるWebサイトとは異なり、カタログサイトの集客力やシステムをそのまま活用でき、最短最速で自社商品・サービスをアピールできます。

とくに海外の市場向けに自社商品・サービスを効果的にアピールする手段として、GlobalSpecのような海外のデータベースを有効活用するのはおすすめの手段です。

参考URL:https://business.specialchem.com/blog/jp/your-website-vs-material-databases-which-is-best-to-find-new-commercial-opportunities

GlobalSpecへの掲載には海外向けコーポレートサイトが必須

GlobalSpecに自社商品・サービスの情報を記載するなら、海外向けのコーポレートサイトを制作する必要があります。ユーザーが自社商品に興味関心をもってくれたとしても、自社製品をサイト上でわかりやすくアピールできなければ商談には繋がらないでしょう。

そのため、海外の方向けの自社のコーポレートサイトやカタログを制作して、海外の方との商談や商売の円滑な運用につなげていくための工夫をすることが大切です。

海外向けコーポレートサイトの3つの作り方

海外向けコーポレートサイトの作り方には、下記の3つの方法があります。

  • ツールを活用する
  • Web制作会社に依頼する
  • 自作する

それぞれのサイト制作方法の特徴を知って、自社が取り組むべき方法を知りましょう。

参考URL:https://keikakuhiroba-mfi.com/archives/7769

参考URL:https://ja.wix.com/blog/2019/03/多言語サイト作成手順グローバル化に向けたホームページ作成/

ツールを活用する

Webサイトを制作するにいたっては、WordPressやWixのような世界的に有名なCMS(コンテンツマネージメントサービス)、ノーコードでWeb制作できるSTUDIOなどのサービスの使い方を学習して利用料金を支払うことで、コーポレートサイトを制作できます。

システム上にWebサイト制作に必要なパーツや機能がそろっており、プログラミングやコーディングの知識が少なくても、サイト制作に迅速に対応できるのが魅力です。

また、初期費用や維持費用をおさえながら、コーポレートサイトを制作できます。

出典

WordPress公式サイト

Wix公式サイト

STUDIO公式サイト

Web制作会社に依頼する

海外向けコーポレートサイトの制作実績のあるWeb制作会社に依頼する方法もあります。

自社が海外向けコーポレートサイトでアピールしたいポイントをヒアリングしてもらい、海外のユーザーに最適化されたコーポレートサイトを制作してもらいましょう。

ただし、Web制作の作業を全て外注することになるので、細かい要望を出していると、Web制作費が高くついてしまうリスクがあるのが注意点です。

自作する

HTMLやCSSを学んで、海外向けのコーポレートサイトを自社制作する方法もあります。

最もコスパよくコーポレートサイトを制作できる方法ですが、社内にIT人材が居ないと、人材育成の手間やシステムエンジニアを外部から雇用しなければならないケースも。

サイトを自作する手間とコストを考慮して、自作するかどうか決めましょう。

海外向けコーポレートサイトを作る際の5つのポイント

海外向けコーポレートサイトを作る際のポイントは、下記の5つにまとめられます。

  • 対応言語について考える
  • 運用・翻訳コストを考える
  • 同じ情報の重複は避ける
  • レスポンシブルデザインを心がける

コーポレートサイト制作時におけるポイントを確認しておきましょう。

参考URL:https://www.idanet.co.jp/blog/multilingual-website-points-to-consider/

参考URL:https://citrusjapan.co.jp/column/cj-column/l002_201808.html

参考URL:https://igni7e.jp/blog/international-website-design-points

対応言語を考える

海外向けコーポレートサイトを考える際は、ターゲットとするユーザーが暮らす国・地域の言語は何かを規定して、国や地域ごとの語彙や言い回しの違いをチェックしましょう。

同じ言語内でも語彙や表現の面で違いがあります。英語にもアメリカ英語やオーストラリア英語、イギリス英語で表現の仕方は異なるものです。また、中国語でも北京語や台湾語など、同じ言語内でも表記上の違いがある言葉もあります。

そのため、海外向けのコーポレートサイトを制作する際は、ユーザーの国や地域に合った語彙や表現に翻訳するように心がけなくてはいけません。

また、複数の言語でコーポレートサイトを運用する場合は、それぞれの言語で自然な表現で、伝わりやすい文章になるようにチェックする必要があります。

運用・翻訳コストを考える

海外向けのコーポレートサイトに掲載する翻訳文章は、プロの翻訳家や翻訳会社に依頼して翻訳してもらうのが一般的です。対応する言語が多いと、その分、翻訳コストがかかってしまうので、どの言語でサイト制作すべきかをよく検討してみましょう。

必要な情報を精査する

海外向けのコーポレートサイトを展開する際には、どの情報を翻訳して海外のクライアントにアピールすべきかを精査する必要があります。海外に自社商品を効果的にアピールできているのか、要らないサービスや概要については省略できないかを考えてみましょう。

たとえば、下記のようなサービスは翻訳が不要になるケースが多いといえます。

  • 採用情報
  • 国内向けのニュース
  • 海外展開しない商品・サービスに関する情報

あくまでも海外ユーザー向けのコーポレートサイトを制作することを念頭に置いて、翻訳すべき情報を取捨選択することが、ユーザーの満足度アップにつながるでしょう。

同じコピーの重複は避ける

海外のユーザーは、名称や名前の重複や同じようなデザインブロックが隣り合っていると、違和感を覚える方も少なくありません。元々のコーポレートサイトで名前や要素の重複が見られるようなら、コーポレートサイトを修正する取り組みが必要です。

レスポンシブルデザインを心がける

スマホやパソコン、タブレットなど、ユーザーがカタログサイトにアクセスする端末は異なります。どれか一つの端末の使用者だけが見やすいデザインだと、その他の端末からアクセスしてきたユーザーの集客機会を逃してしまうことにもつながるでしょう。

レスポンシブルデザインのコーポレートサイトを心がけるのがおすすめです。

海外向けコーポレートサイトを作り込んで、GlobalSpecを最大限に活用しよう!

GlobalSpecは自社商品やサービスを海外向けにアピールするために活用しておきたいカタログサイトです。サイトへの登録に際しては、海外向けのコーポレートサイト制作が必要。ユーザーにとって違和感のない翻訳の表現やデザインを取り入れることが大切です。

国内向けだけでなく、海外向けに自社商品やサービスを売り込んでいきたいと考えている方は、コーポレートサイトを作り込んで商談につなげていきましょう。

この記事を書いた人

野口慎平

GDX 事業責任者 兼 UDX株式会社ゼネラルマネージャー。
新卒で大手外資系総合コンサルティングファームにビジネス&テクノロジーコンサルタント職として就職。2016年よりプルーヴ株式会社に法人営業職として入社。慶應義塾大学理工学部・同大学院 理工学研究科電子工学修了。
海外SEOとマーケティングオートメーションを軸としたデジタルマーケティングを得意とする。
Salesforce Pardot甲子園2021優勝

取得資格:
ITストラテジスト、応用情報技術者、IPAプロジェクトマネージャ、情報処理安全確保支援士、上級ウェブ解析士、IoTコーディネーター取得
Salesforce認定アドミニストレーター